大手コンビニエンスストアのセブンイレブンに関わりのあるセブン-イレブン記念財団。この団体は募金により、あらゆる活動を可能にしています。セブンイレブンにはレジ前に専用の募金箱が設けられていて、そこにお客さんが入れたお金を一般財団法人のセブン-イレブン記念財団が活かすという流れです。店頭での募金のみならず、マッチングギフト制度を活用した寄付やそれぞれの個人の人たちから集めた寄付金も、同記念財団に渡り、有効活用されます。
地球やより良い暮らしを実現させるための支援事業、そして災害復興に関する新事業や広報事業を行うために活用されています。
まず環境活動に関するサポートにおいては、環境NPO法人や環境市民団体が行っている事業の助成をし、その他にも日本各地の地域活動支援、また環境NPOのリーダーに関する海外研修への支援も行っています。
他には自然環境を維持するために富士山をはじめ、日光の杉並木やその他様々な地域の自然を守るための保全活動に力を入れており、これらの部分にもセブン-イレブン記念財団が集めた募金が使われているのです。
そして街を美しく保つための活動や住みやすい街づくりを行うための活動にも注力しており、緑化植化助成、清掃助成といったものにも募金が活用されているのです。また将来の地球環境をよりよくするための地球温暖化防止活動もセブン-イレブン記念財団が目指しているもので、「セブンの森」づくりという運動もすでに始まっています。
「セブンの森」づくりは、北は北海道から南は九州の宮崎県にまであり、森を作ることによりCO2の削減を実現させて、懸念視されている地球温暖化を防ぐ役割を果たしているのです。それ以外にも「東京湾UMIプロジェクト」、「東京の緑を守ろうプロジェクト」といった活動に協力をし、環境悪化を食い止めるための一端を担っています。
もちろん上記の事柄以外に対しても協力していて、セブン-イレブン記念財団が行っている募金活動は実を結んでいます。
店頭での募金活動では、スタートした1994年度から2016年度までで総額66億円以上となっています。セブンイレブンを日常的に利用しているお客さんをはじめとしたかなり多くの人たちがしたと言えるでしょう。
セブン-イレブン記念財団のこの活動は、活動報告や会計報告、募金額の推移などの情報が公式サイトに掲載されており、透明性の高さも実現させています。そもそもこの記念財団は1993年に誕生しすでに20年以上が経過し、この間に日本だけでなく海外における災害支援活動にも協力して、大きな実績を残しています。