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NGO組織ジャパン・プラットフォームの仕組みや歴史とは? | 日本ユニセフ協会など、世界の子供たちを支援する団体について調べてみました。

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NGO組織ジャパン・プラットフォームの仕組みや歴史とは?

投稿日:2018年5月18日 更新日:

NGOジャパン・プラットフォームは紛争や災害で苦しむ地域を対象に、緊急支援や人道支援を行うNGOをサポートする団体です。政府をはじめ、企業や個人の寄付金を支援活動にあて、迅速な現地出動や援助活動を行っています。一体どんな組織なのか、NGOジャパン・プラットフォームの仕組みや歴史についてご紹介しましょう。

NGOジャパン・プラットフォームとは

同団体は日本政府と経済界、NGOが共同で設立した特定非営利活動法人です。海外で自然災害や紛争による難民などが発生した場合、日本政府、経済界、NGOが連携して、集めた寄付を初動活動資金として財政基盤が不十分な加盟NGOに提供し、緊急的な人道支援を可能する中間支援を行っています。設立以降、約1300の事業と47の国と地域に人道支援や、支援企業とNGOの協業を促進する取り組みを行ってきました。

支援の仕組みについて

日本の加盟NGOへの支援は寄付によって実行されています。その流れは、経済界や政府が支援金や物資、サービス、人材などの提供を募集し、支援が必要な事態になるとジャパン・プラットフォームに渡ります。そして、各寄付が加盟NGOに渡り、現地へ赴いて各NGOの支援活動のために使われているのです。ジャパン・プラットフォームは協力企業とNGO、そして政府と対等のパートナーシップを結び、連携することで迅速に中間支援を求めるNGOに提供できる仕組みとなっています。同団体の取り組みにより財政基盤がなかなか整わないNGOもスムーズに活動でき、それは支援を求める地域や人々を救う直接的な支援にもつながっているのです。

ジャパン・プラットフォーム設立の歴史

1998年、バルカン半島南部に位置するコソボ共和国では、ユーゴスラビア軍・セルビア人勢力とコソボの独立を要求するアルバニア人で構成されたコボソ解放軍による紛争が起きていました。翌年4月に始まった空爆によりアルバニア人の虐殺が激しくなり、多くの難民が周辺諸国に流れていったのです。

そこで、いくつかのNGOが難民支援を考えましたが、包括的で緊急な支援を単独で行うには十分な財政基盤が必要であり、同時に経験を積む人材が求められましたが、現状では不足状態でした。そこで、4つのNGO団体が合同で「キャンプジャパン」というコソボ難民のキャンプを設け、緊急的な人道活動を行ったのです。この計画の経験からNGOや政府、業界など様々なセクターとの連携が重要と考えられ、2000年8月に同団体が設立されました。これまでアフガニスタンやイラク、シリアといった紛争地域や、スマトラ島沖地震、フィリピン台風、広島土砂災害などの自然災害の支援を行ってきました。

紛争地域や災害地域を支援する団体はたくさんありますが、十分な支援をするためには多くの財政やサポートが求められます。ジャパン・プラットフォームは各NGOをサポートするための組織であり、これからも企業や個人、政府との連携と積極的な活動に取り組み、世界各地に人道支援に貢献していくでしょう。

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